クウジット、東京国立博物館 位置連動型ガイド 『とーはくナビ』 が
「2011年度 グッドデザイン賞」を受賞


http://www.koozyt.com/


クウジット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 末吉隆彦)が、東京国立博物館に提供した位置連動型 博物館ガイド『とーはくナビ』は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2011年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。


『とーはくナビ』は、来館者の現在位置情報に連動した、自動再生型コースガイドです。 (2011年1月18日〜4月17日まで実施)東京国立博物館の総合文化展を鑑賞する6つのコースを収録し、各コースに沿って歩くだけで建物や展示室に対応する概要説明や、各展示室のおすすめ作品が音声、写真、動画およびインタラクティブなコンテンツの組み合わせにより提供されます。現在地推定には、クウジットの屋内測位技術「PlaceEngine」*を利用し、また頻繁に行われる展示替えに対応したコンテンツマネジメントシステム(CMS)により、週替わりでおすすめ作品を更新できるようになっています。

今回、『とーはくナビ』の受賞においては、来館者が位置に応じて的確な情報を的確な場所で自動的に得ることができ、来館者が作品と出会うことの邪魔をせず、同時に様々な情報が得られるように設計されている点などが高く評価されました。

今回の受賞について、東京国立博物館 今井 敦氏は、以下のように述べています。
「最新の情報技術を用いて博物館における鑑賞体験を深める取り組みが評価され、たいへん光栄に思います。」

デザイナーの長谷川 踏太氏は以下のように述べています。
「色、写真、全てがダイナミックに変化可能で、展示品の多い部屋と少ない部屋の見た目の差があまりでないようなレイアウトにすることで、シンプルで飽きのこない、それでいて拡張性に富んだデザインを実現。また、スマートフォンならではのインタラクティブコンテンツにもこだわり、展示室で「実物」と向き合う鑑賞体験を深め、ケースの中にある、普段は触れない展示品に擬似的に触れるような、その場でしか味わえない体験を提供しました。形のあるモノのデザインではない、時間軸のある体験のデザインという分野に対するグッドデザインという評価軸がこれからどのような形になっていくのかが個人的には興味深いところです。」

クウジット代表取締役社長の末吉隆彦は、以下のように述べています。
「2009年度「PlaceEngine」の受賞に続いて、そのアプリケーション事例にあたる「とーはくナビ」が評価されたことは非常にうれしく思います。また、「とーはくナビ」では、デジタルワークショップとして体験型コンテンツを収録しています。例えば、蒔絵の制作工程をスマートフォン上のタッチパネルで”お絵かき”のインタラクションを通して体験、学習するなどの例です。これらは、小学生ら低年齢層からお年寄りまで、その場で体験学習できるコンテンツとして、非常に好評でした。」

クウジットは、「空」(バーチャル)と「実」(リアル)をつなぐ技術で、社会に貢献するというビジョンのもと、今後とも、場所や空間、地域情報に密着したユニークなサービス事例を一つひとつ積み上げることにより、人々の日常生活をそっと後押しするような、新しいユーザー体験価値を追求、提案していきます。

なお、本年度グッドデザイン賞表彰式は、11月9日に東京ミッドタウン・ホール(港区・赤坂)で開催される予定です。

【このリリースに関するお問い合わせ】
クウジット株式会社 広報
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■製品名称
博物館コースガイド 『とーはくナビ』
URL: http://www.koozyt.com/solutions/amp/tohaku-navi/
■ グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
URL: http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=38140


「とーはくナビ」イメージ

■ 事業プロデューサー
末吉 隆彦(クウジット株式会社)
今井 敦(東京国立博物館)
■ デザインディレクター
本條 陽子(ソニーコンピュータサイエンス研究所)
藤田 千織(東京国立博物館)
長谷川 踏太(TOMATO)
■ デザイナー
長谷川 踏太(TOMATO)

■ グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「来館者の現在位置に連動した情報を自動再生する博物館コースガイドのソフトウェアである。自分の位置に連動した作品情報が、音声や動画でタイミングよく再生されることで、ユーザーは的確な情報を的確な場所で自動的に得ることが出来る。来館者が作品と出会うことの邪魔をせず、同時に様々な情報が得られるように設計されている点を高く評価した。」

(参考) グッドデザイン賞について
「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、50年間で約37,000件に及んでいます。賞はこの「グッドデザイン賞」と、さらに複数の「特別賞」で構成され、受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。


■「PlaceEngine」について
「PlaceEngine」とは、無線LAN(Wi-Fi)の電波情報を使って手軽に現在位置を推定し取得できる技術です。屋内や地下街のようにGPSが受信できない場所における利用や、施設内におけるフロア単位での位置推定も可能です。「PlaceEngine」は、2009年度グッドデザイン賞を受賞しています。詳細情報は、「PlaceEngine」公式サイトをご覧ください。(http://www.placeengine.com/)

【クウジット株式会社】
90年代初頭からARの研究に携わってきた、ソニーコンピュータサイエンス研究所のメンバーが中心となり2007年7月に設立されました。リアルとネットをつなぐユニークな技術で、人の行動や体験をデザインし、社会に貢献することを目指しています。「PlaceEngine」技術のライセンス提供、場所や空間に連動した情報配信サービス「ロケーション・アンプ」、ARマーケティングサービス「GnG(GET and GO)」、および位置情報やAR技術ソリューションの企画・開発・運営を行っています。

※ PlaceEngine は、クウジット株式会社の登録商標です。
※ PlaceEngine は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、クウジット株式会社がライセンスを行っています。
※その他の社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。