Q.boardはARM製CPUを2つ使用しています.
Arduino開発環境は1.5.x より ARMに対応しており、現在Q.boardの開発環境は1.5.8を使用しています.
既存の開発環境をお持ちの場合は、異なるインストールディレクトリを使用することにより使い分けることが可能です.

WIndows 8.1 へのインストール

Windowsマシンにインストールする場合、まず下記ファイルをダウンロードします。
  1. Q.board IDE
  2. Zadig

以下に通常Q.boardと通信するために使用するシリアルポートドライバーと、スケッチを書き込む時に使用するドライバーの設定方法を記載します.

仮想シリアルポート

まずシリアルポート用のドライバーをインストールする必要があります。
  1. Arduino 1.5.8の環境をインストールしたディレクトリを探してください.
  2. このディレクトリのdriversというフォルダの中に、dpinst-x86.exeとdpinst-amd64.exeというファイルがあります.
  3. 32ビットOSの場合は dpinst-x86.exeを, 64ビットOSの場合はdpinst-amd64.exeを実行してドライバーをインストールします

次に、Q.boardを接続した状態で以下の操作を行って、Q.boardと先ほどインストールしたドライバーの対応をします.

  1. デスクトップ画面からWindowsキーとXキーを同時に押し、メニューからデバイスマネージャーを選択して起動します。
  2. Q.boardをUSBポートに接続するとSTM Virtual COM Portが新しく追加されます。
  3. !マークが表示された場合は、右ボタンをおして、メニューから「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。
  4. 下の「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選びます。
    windows81_driver_install_02
  5. 下の「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」を選びます。
    windows81_driver_install_03
  6. 製造元で「Arduino」を選んで、モデルで「Arduino UNO」を選びます。
    windows81_driver_install_05
  7. ドライバーのインストールが完了したら、Q.boardと通信する時に選択するCOMポート番号が横に表示されます。
    windows81_driver_install_06

USBドライブ

  1. デスクトップ画面からWindowsキーとXキーを同時に押し、メニューからデバイスマネージャーを選択して起動します。
  2. Q.boardをUSBポートに接続するとDFU Interfaceが新しく追加されます。
  3. DFU Interface (Interface 2)と表示された場合は、項目の上で右クリックし、メニューから「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。
  4. 下の「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選びます。
  5. 「USB大容量記憶装置」を選びます。
    windows81_usb_drive_install_02

FLASH書き込みドライバー

Arduino IDEからq.boardに書き込みをする時、Arduino IDEがq.boardをBOOTLOADERモードへ切り替えを行います。 BOOTLOADERモードでは、libusbドライバーを割り当てることが必要です。
  1. デスクトップ画面からWindowsキーとXキーを同時に押し、メニューからデバイスマネージャーを選択して起動します。
  2. Arduino IDEを立ち上げ、アップロードボタンを選択し、プログラムのコンパイルが終わるのを待ちます。
  3. デバイスマネージャーから「Arduino UNO」と「USB大容量記憶装置」と「DFU Interface」が消えます
    代わりにSTM32 BOOTLOADERが表示されます
  4. この状態で、Zadigを起動し, OptionsメニューからList All Devicesを選択します。
    windows81_zadig_01
  5. STM32 BOOTLOADERがWinUSBで利用できるように、WinUSBを選択して、Install Driverを選択します
  6. 一度USBケーブルをはずして、再度ケーブルを差しなおします。
  7. Arduino IDEからアップロードボタンを選択した場合に、書き込みが始まるはずです
    arduino_flash_01


OS X 上のインストール

OS Xマシンにインストールする場合、まずlibusbをインストールする必要があります. libusbはHomebrewあるいはMacportsからインストールする事ができます.

homebrew

以下をTerminalに打ち込むことによりインストールされます
sudo brew install libusb libusb-compat
 

macports

以下をTerminalに打ち込むことによりインストールされます
sudo port install libusb libusb-compat
次に下記ファイルをダウンロードします。
  1. Arduino 1.5.8 IDE + Q.board開発キット
zipファイルを展開するとArduino IDEのアプリアイコンが作成されます. 好きなディレクトリに移動して下さい.
snap-arduino-icon
アイコンをダブルクリックするとIDEが開きます. Q.boardをPCのUSBポートに差し込むと、仮想COMポートが作成され, Arduino IDEのツールメニューにあるポート一覧から選択可能になります.
snap-arduino-ports
 


プログラムの書き込み

Q.boardには2つのCPUが搭載されているので、どちらのCPUへプログラムが書かれるのか注意をして下さい.
  1. STM側のCPUへ書き込みを行う場合は, ツールメニューのボード項目で Koozyt Dashを選択します.
    arduino_program_02
  2. BLE側のCPUへ書き込みを行う場合は, Koozyt Dash BLEを選択します.
    arduino_program_01

書き込みについて:

USBポートはSTM側CPUに接続されていて、3つのモードのどちらかで動作します.

通常モード

通常モードではSTM側のArduinoスケッチが動作し、USBシリアルポートを通してスケッチと通信でき, USBドライブを使用する事が可能です.

ブートローダモード

Flash書き込み時, STMのCPUはブートローダモードへ遷移してプログラムの書き込みが行われます. この時, 通常モードとは別のプロダクトIDとベンダーIDのデバイスとして認識されます. また, このモードではシリアルポートとUSBディスクは存在しません. もし何等かの理由で書き込みが行われてないようであれば, 一度ボードのリセットを行って通常モードに戻してから再度書き込みを試みて下さい.

BLE書き込みモード

BLE側へプログラムを書き込む時, STM側のCPUを経由してデータがBLE側へ渡されます. STM側のCPU負荷が高くシリアルポートの処理が行われない場合はBLE書き込みモードへ移行できない可能性があります.


参考情報



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