DF.sensor は、お客様が持つスマートフォンなど(パソコン、ゲーム機器なども含みます)の無線LAN端末機器から発せられる電波を検知するセンサーです。

この電波を観測することによって、端末数をカウントしたり、滞留時間などを測定することができます。また、複数のDF.sensorをお客様の動線上に設置することにより、検知された端末の動き、すなわち人の流れ(人流)を推定することもできます。

DF.sensor の名前は滞留 Dwell と人流 Flow の頭文字に由来しております。

DF.sensorとは?

DF.sensorは、無線LANの電波を活用して場の賑わい度合いを視覚化するため、また人(端末)の滞留や流れを測定する、Raspberry PIベースでKoozytが開発した装置です。
一般的な無線LANのアクセスポイントに似た装置ではありますが、通常のアクセスポイントの機能は搭載されておらず、周辺で動作している無線LAN装置(スマホ、PC、ゲーム機器など)の電波を検知するセンサー機能に特化しており、検知したそれらの情報をDF.sensorに内蔵されるフラッシュメモリに記録、またクラウドに送信することができます。

周辺の無線LAN装置の情報を集計することにより、その場に存在する装置の数を把握したり、各装置の滞在期間(いわゆる滞留)などを求めることができ、賑わい度合いも視覚化するためのデータを収集できます。 また、複数のDF.sensorを人の導線上に設置することで、無線LAN装置の動き、すなわち人の流れ(人流)を推定することもできます。

DF.sensorは有線LAN・無線LAN・ソラコムAir経由でクラウドと連携ができます。また、ネットワーク環境がない場合にもリアルタイムクロックを装備しているので時刻と併せてデータをフラッシュメモリに保存することできます。
不特定多数の人の動きは無線LANの電波を利用してセンシングし、同一空間においてBLEビーコンを装備した特定のヒト・モノなどの動態管理を行うこともできます。

今後も DF.sensor は、さまざまな IoTシチュエーションにおけるビッグデータ収集に向けてカスタマイズ・拡張して行きます。

※ 検知する端末は無線LANの電波を発信している状態にある必要がございます。検知できる端末の出す無線LAN信号は端末の状態・種類によって送出されるタイミングは異なりますので、確実にカウントできるような仕組みではございません。DF.sensorではプライバシー保護のため、MACアドレスは匿名化して管理します。
※ iOSデバイスの無線LAN電波に含まれるMACアドレスはランダマイズ化されるようです。したがって、滞留、人流を把握するのは困難ですが、場の賑わいの傾向は把握することができます。
 

取得できる情報(例)

人の動きの導線上にDF.sensorを適切に配置することで、以下のような情報を取得できます。
これらの情報により、商業施設やイベント会場などでお客様の動向を的確に察知して、より効果的な施策を打つことが可能となります。

 

DF.sensorの活用事例

DF.sensorを設置して賑わいを測定した事例としては、東京都虎ノ門のコミュニティスペース「新虎小屋」をご紹介します。
※ 新虎小屋ホームページ https://g-c-p.jp/service/shintorakoya/
オフィス街である虎ノ門の中心に位置しており、昼はランチ営業で、夜は様々なイベントで大いに賑わっているコミュニティスペースです。
そんな「新虎小屋」での賑わいの測定値をグラフ化しました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言および東京アラートの時期に極端に賑わいが減っているのがわかります。
その後かなり盛り返してはいますが、平常時と同レベルにはまだ戻っておらず、コロナ禍の1日も早い収束が待ち望まれます。


「新虎小屋」の他にも、多くの施設・イベント会場などでDF.sensorを設置し、賑わいの測定を実施した事例があります。
ぜひご参照ください。


二子玉川にて開催された「VeloTokyo」のイベント会場にて測定実施 (2014年9月) : レポート
大崎にて開催された「エブリスポ!」期間中、街の数か所にて測定実施 (2015年2月)
G空間EXPO2015 Lisra主催屋屋内位置情報サービス実証実験 (2015年11月)
Lisra主催O2Oデジタルマーケティング研究会のセンパナビ実証実験環境(名古屋セントラルパーク地下街)における地下街空間の人の動きの傾向測定と人感センサーとの比較 (2016年2〜3月)
ESRIジャパン様主催の第12回GISコミュニティフォーラム2016にて、賑わい度合いを可視化・ArcGISと連携 (2016年5月)
スマートコミュニティJapan2016主催者実証実験として会場の賑わい度合いヒートマップ化と本田技研様のUNI-CUBの動態管理 (2016年6月)
 

プライバシー情報に対するケア

プライバシー情報の観点から、情報管理ポリシーと情報取得目的、情報の削除方法などについて、利用者にご覧いただける形で掲示する必要があります。
そこで、イベント会場や商業施設の公共の場において、立て看板などを設置してそれらの情報を掲載させていただいております。
総務省プライバシーレポート  http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000144.html
 

参考情報

 

お問い合わせ

用途・設置場所など様々なケースに対応可能です。ぜひご相談ください。

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※ 件名に「DF.sensorについて」とご記入ください。