「ほぼ日のアースボール」は専用のスマートフォンアプリと組み合わせて楽しむことのできる、新しいコンセプトの地球儀です。
専用スマートフォンアプリはAR技術が搭載されており、
カメラを地球儀にかざすことで地球儀の形状や地図にあわせて様々なマルチメディアコンテンツを重ねて表示させることが可能です。
コンテンツは自由に切り替えて楽しむことができ、現在用意されているコンテンツ以外に、
今後も様々なコンテンツが続々配信される予定です。
クウジットは「ほぼ日のアースボール」開発チームに、ARアプリ開発の役割で参画しました。
初期フェーズでは、主に「地球儀」の認識を試行錯誤を繰り返しながら、
球体認識の技術などが一般的でなかった頃からの開発につき、球体表面の地図を、
現実的な精度で画像認識する手法の検討を行い、原理試作を進めました。
コアとなる認識部分に目処がついてきた段階で、引き続き商品化のプロジェクトにも参画。認識した球体(地球儀)に、
実際の地図上での緯度・経度を反映できるようになり、地理にあわせた様々な情報を、合成できるようになりました。
また、デザインチームとも協調し、アプリそのものの開発面でも、
開発視点からのUI/UXをフィードバック・提案しており、製品・アプリの正式リリース後も定例ミーティングを通じ、
新たな課題や要望を試作・実験し、本番環境に反映していく…というサイクルを繰り返す形でのプロジェクト進行を行いました。
2021年、Deportare Partners社代表で、元陸上選手の為末大さんより、 「誰もが走るよろこびを」というビジョンから、スポーツを「する」側の裾野を広げたい、 短距離を走る練習は、どのスポーツでも共通で身近なので、 これをアスリートプロフェッショナルでない人や場所にひろげたい、 そんな短距離用の自動計測器をつくれないだろうか?という問いかけがありました。 これを発端に、クウジットは、そのビジョンに共鳴。これまでのIoTセンサー活用とアプリ開発の強みを生かして、 テクノロジー支援できるのではないかと考え、デポルターレパートナーズとクウジットとの共同研究プロジェクトが発足しました。
本プロジェクトでは測定器ハードウェア、センサー組み込みソフトウェア、サーバーソフトウェア、 アプリケーションソフトウェアまで一貫した開発を行っております。 独自のセンサーソリューション「Human Flow Counter」での経験を生かして非接触タイプのかけっこ計測器を制作し、 走行データを自動収集しランナーにフィードバックすることのできるクラウド型のサービスを開発、統合しました。 こうした開発サイクルを通じ、引き続き、体験設計の面でも「え、こんな場所でかけっこ?」 「過去の為末さんの記録と勝負!」「企業対抗でどんな業種の人が速いのかな?」など、 持ち前の知的好奇心と妄想力で、未来のわくわくの種を一緒に育て共創・共走しています。 現在、各フィールドでの運用実験を経て、イベント貸出を行っており、そこで得られた結果や課題をベース に逐次、改善を行っており、実際に利用してくれる場や事業者の方々を募集しています!